4/30~5/2に行われるドラフトを前に、NFL公式HPにアナリストによるモックドラフトがちらほら出てきました。
来週からのコンバインの前にATLからの1巡目指名が予想される選手をまとめてみたいと思います。
今年のATLは全体8位の指名権を持っています。



各アナリストの予想と、選手の紹介は以下のとおり。






アナリストLance ZierleinBucky BrooksDaniel Jeremiah
Randy GregoryVic BeasleyAmari Cooper
Pos.OLBOLBWR
CollegeNebraskaClemsonAlabama



・Randy Gregory
6'6 - 240lbs.

4-3DEもしくは3-4OLBタイプのスピードラッシャー。


フレッシュマンの年は西アリゾナ・コミュニティ・カレッジでプレーし、翌年は有力校の奨学金オファーを受けた中から、ネブラスカ大へ転校。
2013からの2シーズンで通算17.5サックを記録し、同大の歴代サック数で9位。
2014シーズン終了後にNFLドラフトへアーリーエントリーしました。


昨シーズン、パスラッシュがほとんど機能しなかったチームにとっては理想的なタイプ。
パスラッシュだけでなく、OLのブロックを外してのランストップも高く評価されているようです。
スピードに加えてサイズもあり、アウトサイド、インサイドどちからでもQBに迫っていくテクニックや、OLからフリーになる駆け引きも持ちあわせていて、かなり高いレベルの選手だと思います。


・Vic Beasley
6'3 - 235lbs.

Gregoryと同じく、スピードタイプのパスラッシャー。


地元ジョージアのハイスクールでRB、TEとしてもプレーした後、本業のDEへコンバート。
クレムゾン大ではオール・アメリカンにも選出され、通算29サックは同大の歴代1位の記録となっています。


どちらかと言えば線が細い印象で、ブルラッシュでOLを押し込んでいるシーンはあまりありません。
手の使い方が上手く、相手をコントロールしながらスピードで大外をまくっていくパターンでサックを量産しています。
プロでは、バルクアップやOLをかわすテクニックを身につける必要がありそうですが、このスピードが通用するかどうか見てみたいです。


・Amari Cooper
6'1 - 210lbs.

WR Julio Jonesの出身校であるAlabama大からのアーリーエントリー。
フレッシュマンの年には11TDレシーブを記録し、Jonesが持っていたレシーブ数、獲得ヤードのフレッシュマン記録も更新。
そのプレイメーカーぶりはハイライト動画から十分伝わってくる。


平均以上のサイズとスピードを持ち合わせており、即戦力として期待できる。
チームとしては、全盛期と比べれば衰えが見えてきたWR Roddy Whiteの後継者としての指名となるのでしょうが、1巡目は最大のニーズであるパスラッシャーを指名して欲しいところ。


【2015,2,8追記】
公式ページにも同様の記事がアップされましたので、リンクを追記します。
NFL Media Analysts Predict Falcons First Pick




[ニュースソース]
NFL.com Mock Drafts