ESPNのVaughn McClure氏(@vxmcclure23)が、今オフに再契約すべきUFA選手を5名挙げていますので、紹介します。

K Matt Bryant


昨シーズンはFG32本中29本成功(90.6%)、失敗した3本はいずれも50yd以上で、50yd以上に限っても10本中7本成功。
文句なしで最優先で再契約するべき選手といえるでしょう。
安定感は抜群で、50yd以上の場面でもギャンブルではなくFGを選択するシーンが多く見られ、チームからの信頼は絶大でした。
去年のキャップヒットは3.3ミリオンでリーグのK の中ではトップ10に入りますが、彼がいるのといないのとでは、オフェンスへの負担が大違いで、平均3ミリオン以上でも契約するだけの価値はあると思います。

NFL Falcons free-agent priorities: Matt Bryant - ESPN


WR Erick Weems


昨シーズンは16試合に出場し、レシーブ10回、102yd、2TD。
また、スペシャルチーマーとしてもチームトップの11タックルを記録。
スペシャルチームの補強としてシーズン開幕直前での呼び戻しとなりましたが、レシーバーとしても期待以上の活躍をしてくれました。
スタッツだけでなくリーダーシップ、コストパフォーマンス(去年のキャップヒットはベテランミニマムの0.73ミリオン)の面からも、再契約の可能性は高いでしょう。

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LB Sean Wheatherspoon


昨シーズンの全休を含め4年間で33試合の欠場があります。
健康に問題がなければチームベストのLBであり、MLBとWLBをこなせるユーティリティーも評価できます。
元ドラ1で去年のキャップヒットは4.1ミリオンでしたが、怪我の影響を考慮して、少なくとも再契約1年目はサラリーを低く抑えられることも、再契約にはプラスの要因。
契約見直しを前提とした、複数年契約があると思います。

NFL Falcons free-agent priorities: Sean Weatherspoon - ESPN


RB Antone Smith


昨シーズンはWeek11で足を骨折し、シーズンエンドとなりましたが、10試合のスタッツはラン23回で144yd、2TD、レシーブ13回で222yd、3TD。
2013シーズンまではガンナーとして大活躍でしたが、昨シーズンはオフェンスでの出場機会も増えました。
少ないプレー数ながら、得点したプレーでの平均獲得が51ydと、突出したプレイメーカーぶりを発揮しました。
去年のキャップヒットが0.73ミリオンと、大幅な増額は避けられませんが、ぜひとも引き止めて欲しい選手です。
RBではJacquizz RodgersもFAとなりましたが、チームはSmithとの再契約を優先するかもしれません。

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DT Corey Peters


昨シーズンはWeek2からの15試合に出場し、6TFLを含む26タックル、15QBハリー、5QBヒット、2サック。
新加入だったPaul SoliaiとTyson Jacksonとのローテションで起用され、安定した成績を残しました。
DEとしてもプレーすることができ、4−3 UnderではストロングサイドのDEとしてもフィットするでしょう。
まだ26歳と若いことから、本人はFA市場に出たい意向もあるようで、新しいスキームにより適した選手を獲得できる目処が立てば放出の可能性もあると思います。

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