現地メディアのドラフト評価をまとめました。
ファンサイトでのアンケートでも概ね高評価となっていました。
全体8位でBeasleyを指名できたことと、3〜6巡の中位でバリューピックを連発できたことが高い評価につながっているようです。



個人的にも今ドラフトの結果については満足しています。
Beasleyを8位で指名できたことはもちろんですが、何より大型トレードアップで指名の数を減らすことを避けられたことが大きいです。
新HC迎えチームのピークが来るのは数年後ですので、そのピークに向けて新しいチームにフィットする素質を持った選手を一人でも多く確保することが重要でした。

2011年ドラフトのJulio Jones指名は、チームにプラス面とマイナス面の両方に大きなインパクトを残しました。
オフェンスでは強力なディープスレッドを得ることができましたが、トレードアップによって翌年の1巡の指名権を失うことで、チームの成長も停滞してしまいました。
BeasleyやDante Fowller Jr.は確かに魅力的で、低迷していた守備を大きく飛躍させてくれる選手だと思っていましたが、トレードアップしてまで彼らを指名するのはJonesの時と同じ轍を踏むことになってしまうのではないか、それが一番懸念していたポイントでした。
ただ、フロント陣もその点は良く反省していたようで、Dimitroffの発言権が弱まった影響もあるのでしょうが、ドラフト初日はじっくりと8位まで待つことを選択してくれました。
その上でBeasleyをはじめ、将来の守備の中心となる才能を指名することができました。
数年後振り返った時、新HC就任とともにチームのターニングポイントとなったドラフトとなったのではないでしょうか。

それでは、以下各アナリストの評価とコメントです。

NFL.com
Grade:A
全体8位でVic Beasleyのバリューピックに成功したファルコンズ以上に良いドラフトをしたチームは無い。Todd Gurleyをスルーしたことを後悔するかどうかは時間が経たないとわからないが、Dan Quinn HCはBeasleyをスター選手に育てることができるだろう。
Collinsは1巡指名されるだけの能力があるが、大学時代の成績とオフフィールドでの行動に疑問が残る。
Colemanはすぐにでもスターターなることができ、ビッグプレーメーカーになる可能性を秘めた彼を全体73位で指名したのはスティールだった。
HardyはMatt Ryanの下、すぐに活躍するだろうし、チームのDLの穴を埋めることができるJarrettが5巡まで残っていたことは幸運だった。
守備の再建を目指すQuinn HCにとって素晴らしいスタートとなる指名ができたドラフトだった。


CBS sports
Grade:A
トレードアップの噂もあったが、ファルコンズは8位でDan Quinn守備でのLEOにフィットするVic Beasleyを指名できた。同地区の才能溢れるQBに対してBeasleyのスピードは脅威になる。彼はラン守備ではイマイチだが、ルーキーでも10サックを上げられるだろう。5巡目で指名することができた彼の元チームメイトJarrettとともにQuinnのアグレッシブな守備にフィットするだろう。
Jalen CollinsをQuinnが上手く育成できるかどうかは、シアトルでのDCとしての成功をファルコンズでも再現できるかどうか鍵になるだろう。
一方で、オフェンスのスキルポジションでは、素晴らしいRBのColemanとHarry Douglasの代わりとなるHardyを指名できた。


The Washington Post
Grade:A
ファルコンズはトレードアップしてDante Fowller Jr.を指名するのではないかとみられていたが、全体8位のままでVic Beasleyを指名できた。
また、続く2つの指名でCB Jalen CollinsとRB Tevin Colemanを指名した。
CollinsはLSUで10試合しか先発していないが、才能は十分で、NFLでも有数の選手に成長する可能性を秘めている。
Colemanを3巡で指名できたことも良かった。


SB Nation
Grade:A
ベストピック:Coleman インディアナ大のビックプレイメーカーはすぐにRBでスターターになることができる。
疑問な指名:無し

チームにとって素晴らしいドラフトだった。
BeasleyはDan Quinnのディフェンスシステムで間違いなくスター選手となる。
Collinsはルーキーですぐにスターターとはいかないだろうが、今ドラフトのどのCBよりも能力とポテンシャルがある。
ColemanはDevonta Freemanからスターターの座を奪うことができるだろう。
Hardyはサイズがあるわけではないが、スロットで頼りになるレシーバーだ。
Jarrettの5巡での指名では素晴らしいバリューピックだった。
唯一のマイナスポイントはOLの選手がやや欠けていることだ。


WalterFootball.com
Grade:B+
ドラフト全体のゴール:全体8位でトップクラスのパスラッシャーを指名すること。相手QBを捕まえる力をチームは必要としている。加えて、TE、RB、OG、Sをアップグレードする必要がある。

結果:有力パスラッシャーの一人だったVic Beasleyが実際に8位まで落ちてきて指名することができた。チームは相手QBを慌てさせる彼の能力の恩恵をかなり受けることができるだろう。
チームは2巡で早々に消えてしまう可能性があったTevin Colemanを3巡で指名して、RBのアップグレードに成功した。他にも、3日目でHarrey Douglasの代わりとなるJustin Hardyと素晴らしい身体能力を持つGrady Jarrettを指名できた。
気になるのは2巡のJalen Collinsの指名だ。彼に問題があるわけではないが、チームは大きなニーズを埋めることができるTE Maxx Williamsを指名しなかった。


Sports Illustrated
Grade:A
昨シーズン、リーグで下から2番目だったサック数は、全体8位で指名されたVic Beasleyによってすぐに改善されるだろう。彼は大学時代に2シーズン連続で2桁サックをあげる安定した成績を残しており、Quinn新HCも大いに喜ぶ活躍をするだろう。
2巡目のJalen Collinsはスティールになる指名だった。彼は大学で10試合しか先発していないが、良い動きをしていたし、No.1のフィジカルCBとの事前評価だった。
3巡目のTevin Colemanは近年チームが低迷していた地上戦に活力をもたらすことができる。
下位指名で最も興味深いのは、Grady Jarrettだ。彼は2巡での指名予想もあり、今ドラフトでも大きなスティールの一つだ。優れた3テクDTを5巡で指名できたことは幸運であり、Beasleyと並んだDLは脅威だ。