5/26から3週間にわたってOrganized Team Activity(OTA:チーム全体練習)が行われました。

OTAではパッドを付けてフルコンタクトすることは禁止されていますが、7on7や11on11などのドリルを行うことができます。
ベテラン、ルーキー、コーチが初めてフィールドに揃う機会であり、いよいよ新チームが始動します。



怪我人情報


昨シーズンは怪我で多くの選手がチームを離れましたが、7月のトレーニングキャンプへ向けて調整をしながら、徐々に練習に合流してきています。
OTA初日の時点で怪我で不参加となっていた選手達は以下のとおり。

・C Joe Hawley
・C Peter Konz
・OT Sam Baker
・OT Jake Matthews
・RB Antone Smith
・S William Moore
・CB Jalen Collins
・CB Dezmen Southward
・LB Brooks Reed
・LB Marquis Spruill


SouthwardはOTA1週目に膝の手術によってチームを離れました。
とはいえ程度は軽く、トレーニングキャンプには間に合う見込みです。

Reedは股関節の怪我によって1週目から不参加になっていましたが、3週目には限定的ながら復帰しています。

Smithは2週目、MooreとCollinsは3週目から練習に合流しています。

昨シーズンACL断裂で全休となったSpruillはまだ復帰できていません。

ドラフト1巡指名のLB Vic Beasleyは3週目から肩の怪我で別メニューになっています。

また、怪我ではありませんが、ルーキーのRB Tevin ColemanとWR Justin HardyはLAで行われたリーグのルーキー・プレミアムなるイベントに参加していた為、2週目からの合流となっています。

オフェンスライン


最も怪我人の影響が大きかったOLでも、主力選手が復帰してきました。
Matthews、Hawley、Konzが3週目から限定的ながら、セカンドチーム、サードチームで参加しています。
LTとしてさらなる成長が期待されているMatthewsは1月に足を手術していますが、問題なく動けるレベルまで回復しているとのこと。
トレーニングキャンプではフルスピードで練習に参加する予定です。
ACL断裂からの復帰でロースター生き残りに向けて正念場となるKonzはCではなくLGに入ってプレーしています。

OTA終了時でのファーストチームは以下のとおり。
LT Lamar Holmes
LG Mike Person
C James Stone
RG Chris Chester
RT Ryan Schraeder

G Jon AsmoahはOTA中にかかとを痛めて別メニューでの調整。
Bakerもリハビリを続けています。

その他のトピック


ルーキー契約が終わり、大型の契約更新が控えるWR Julio Joneですが、交渉の為のホールドアウトをすること無く練習に参加しています。
練習中にはワンハンドキャッチを決めるなど、キレの良い動きをみせているようです。

RBではDevonta Freemanがファーストチームでスナップを受けています。
2年目となるFreemanはパスキャッチも素晴らしく、Shanahan OCのスキームとの相性も良さそうとのこと。
ドラフト3巡ルーキーのTevin Colemanも多くのプレー機会をもらっているようで、ワンカットからロングゲインをした素晴らしいプレーもあったとのこと。
フルコンタクトではないので、まだまだなんとも言えない部分はありますが、開幕からローテーションで大きな役割を担うことは間違いなさそうです。

CB Ricardo AllenがFSへコンバートしています。
Allenは去年のドラフトで5巡指名され、キャンプ後カットされましたがPSに拾われ、シーズン後半にはロースター入りしていましたが、試合出場の機会はありませんでした。
身長が5'9(175cm)と理想のサイズではありませんが、ボールへの嗅覚と堅実なタックルがS向きで、新しいポジションでも良い動きをしているとの評判です。
FAで1年の契約更新をしたCharles Godfreyから先発を争って開幕先発もありそうです。

Vic BeasleyがOTA終了後に4年のルーキー契約にサインしました。
これでドラフトルーキー全員が契約にサインしています。

チームは6/16~18の日程でミニキャンプを行う予定です。