image

長らくのご無沙汰となってしまいました。

ファルコンズの今シーズンは、良いところと悪いところがハッキリでた16試合となりました。
NFC東のスウィープを含む開幕5連勝で絶好のスタートを切ったかと思えば、中盤から6連敗。
終盤では無敗だったCARに唯一土を付けるなど、意地をみせてなんとか8勝8敗の勝率5割フィニッシュ。
昨シーズンの6勝から勝ち星を伸ばし、新人HCの1年目としては及第点といったところではないでしょうか。

さて、今回からポジション別に今季を振り返っていきます。
まずはQBから。

 


#2  Matt Ryan
16試合16先発
Passing:614Att. 407Comp.(66.3%) 4,591yd(7.5Avg.) 21TD 16INT 30Sack Rating89
Rushing:36Att. 63yd(1.8Avg.) 12Fumble 5Lost

#12 Sean Renfree
2試合
Passing:7Att. #Comp.(42.9%) 11yd(1.6Avg.) 0TD 1INT 2Sack Rating10.7
Rushing:1Att. -4yd(-4Avg.) 0Fumble


ライアンは試投数、獲得ヤードでリーグ5位、5年連続の4,000yd超え。
ただし、印象的だったターンオーバーが数字にも現れています。
16INTはリーグ3位タイの多さ(1位B.ボートルズ18、2位P.マニング17、3位B.ロスリスバーガー16)。
もっとも、ここ5年間の推移が12、14、17、14、16なので、未だに超一流へ覚醒できていない原因として解決されていない部分ではあります。
一方、ファンブルはキャリアで初めて2桁を記録しました。
それまでの最多がルーキーイヤーの6だったことを考えても、急増と言えます。
ドライブを継続して敵陣深くへ攻め込んでも、ターンオーバーで決定機を逃すシーンが連敗中は特に多く見られました。

ライアンのパスコントロール自体が悪かったというわけではなく、ディフェンダーが目に入っていないような判断ミスが目立ちました。
これはシャナハンのオフェンスシステムを完全に自分のものにしていないことが原因だと思います。
シャナハンのプレーは、ルートのコンビネーションでフリーのレシーバーを作り出すのが上手く、シーズン序盤はそれが見事に機能していました。
中盤になると相手のスカウティングとフリオへの徹底マークによって、システムに頼ったパスが狙われました。
一方でTDで終えることが多かったハリーアップ、ノーハドルのオフェンスでは、ライアン自身がスクリメージ上で判断している部分が多く、これまでの経験が活かされているように思います。
来シーズンはシステムの理解が進み、その上で、ライアンが相手守備を見極めて対応できるようになれば、一気に得点力は伸びると予想します。

レンフリーは3年目にして初めて試合出場の機会がありました。
パスはすべて完封負けを喫したCAR戦の4Qの記録です。
勢いづいたCAR守備が相手だったという点を差し引いても、もう少し安定感のあるプレーを見せて欲しかったというのが正直な感想。
ライアンが怪我に強いので、そこまでの懸念材料ではありませんが、エースQBが離脱してもPOに進出したDEN、PIT、CINとエースQB離脱とともにシーズンが終わってしまったDALを見るに、控えQBも決しておろそかにできません。
是非とも、もう一段ステップアップしてほしいところです。


来季に向けて


来季もライアン+控えの布陣で大きな動きは無いでしょう。
シーズン終了後に未来契約として、NYJに2シーズン所属していたMatt Simmsと契約しました。
ドラフトでの指名は無く、UDFAでルーキーを加えて2番手を争わせると思います。

今シーズンはランオフェンスとディフェンスの向上によって、昨シーズン以上の成績を残しました。
来シーズンに勝ち星を上積みできるかどうかは、ライアンの肩にかかっているといえるでしょう。