2016-02-12-22-19-44

2015シーズンのポジション別レビュー第5弾はTEです。

トニー・ゴンザレスの引退以降、エース不在のポジションとなっていましたが、今シーズンはFAで頼りになる男が加入してくれました。




#83 Jacob Tamme 15試合8先発
Receiving:59Rec. 657yd(11.1Avg.) 1TD

#80 Levine Toilolo 16試合15先発
Receiving:7Rec. 44yd(6.3Avg.)

#85 Tony Moeaki 11試合
Reciving:3Rec. 58yd(19.3Avg.) 1TD

#86 D.J. Tialavea 0試合
記録無し


今年加入したFA選手で最も活躍したのはタミーで間違いないでしょう。
キャリアハイとなったレシービングヤードは、チーム内で2位となり、リーグのTEの中では10位の好成績でした。
また、ドロップもわずか1つと、シーズンが進むにつれて頼れるTEとしての存在感がましていきました。
フィールドでオープンスペースを見つけるのが上手く、ランアフターでかなりのヤードを稼いでいた印象です。
怖いのは怪我だけなのですが、タックルの受け方が悪くて毎回心配してしまうのは私だけでしょうか。

トイロロはTでのプレー経験を活かして、ブロッキングTEとして順調に成長しているようです。
6-8のサイズを活かしたパスターゲットになってくれれば、オフェンスの脅威が倍増するのですが、レシービングTEとしての育成は諦めてしまったのでしょうか。
控えTとしても重宝しますので、来シーズンもロースター入りは間違いないでしょう。

モエアキは怪我で出遅れたシーズンとなってしまいました。
彼のキャリアにつきまとってきた、「怪我さえなければ」の不安は今年も払拭されませんでした。
シーズン終盤に出場機会を得てからは、42ydTDキャッチというビッグプレーも決めて、底力をみせてくれました。
健康体でいられれば十分に主力として起用できるのですが、まずは単年で再契約をした上で、来シーズンもロースターに残れるかどうかをキャンプで争うことになるでしょう。

来季に向けて

面子としては比較的計算できるメンバーが揃っているので、あまり大きな動きは無いと予想します。
FAではモエアキのアップグレードになるようなベテランを探しつつ、ドラフトでは下位かドラフト外での獲得があるでしょう。