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チームは生え抜きのベテランWRロディ・ホワイトをカットしたと発表しました。
今オフでは、ディフェンスのウィリアム・ムーアもカットされていて、チームを長年支えてきた中心選手の放出が相次いでいます。
DQ政権2年目に向けて新しいチームづくりが更に加速しそうです。



ロディは2010年に結んだ8年契約の6年目を終えたところでした。
来シーズンは約6Mのキャップヒットに対して、1.6M程度のキャップセーブにしかならないことから、パフォーマンスの低下がカットの主な要因のようです。

シャナハンOCは開幕からハンカーソンを起用したように、エースであるフリオに加えてもう一枚フィジカルで相手DBと勝負できるレシーバーとコンビを組ませたいのだと思います。
インサイドではタミーやハーディの台頭によって、ロディの立ち位置はかなり危ういものになっていました。
個人的にはロディのパフォーマンス低下は、システム移行の弊害だと考えていたのですが、度重なる怪我と年齢による衰えもあったようで、現場のコーチ陣にはそれが明らかに見て取れたのでしょう。

勝率5割とまずまずの成績で1年目を終えたDQ政権にとって、来シーズンはそれ以上の結果を求められています。
数年後にはPO進出だけでなく、悲願のSB制覇も当然視野に入れていることでしょう。
コーチ陣としては今シーズンが見切りをつけるデッドラインで、チーム力向上の為にはこのタイミングでの決断が必要だったようです。 
(この辺についてはDirtyバードウォッチングさんが上手く考察をまとめられています)

さて、ロディの今後については早くも複数の移籍先が噂されています。
ロディのコーチとして関わりのあるムラーキーHCがいるTENや、コッターHC、スミスDCのいるTBが有力でしょう。
TENについては新人QBマリオタの指導役としても、ニーズに合うのではないかと思います。
解雇がFA契約解禁前であるため、交渉レースにそれほど遅れが出ない点はチームの温情だったと言えるのかもしれません。

一方のファルコンズにとっては、WRが今オフの大きな要補強ポジションとして浮上しました。
トップFAと言われていたアーション・ジェフリーは既にCHIからフランチャイズ・タグを貼られ、チームはトラビス・ベンジャミンの獲得を目指しているのではないかというのが大方の見方です。
ベンジャミンはサイズこそやや劣るものの、スピードがあり、シャナハンの下でプレーした経験もあることから、No2レシーバーの即戦力として期待できます。
FAで即戦力が獲得できた場合はドラフトの指名は中位以降、そうでない場合は1巡もしくは2巡での指名があるでしょう。


ロディがチームで過ごしてきた11年という時間は、私がファルコンズファンとしてNFLを追いかけてきた時間とほぼ重なっていて、特に思い入れのある選手の一人でした。
新世代のQBとして一世を風靡したビックの時代、その後に訪れた暗黒時代とライアンの登場で見事に復活を遂げたチームを経験したロディも最後までファルコンズの一員としてキャリアを終えたかったことでしょう。
今回のカットが発表されると、チームメイトだけでなくチームを取材しているメディア関係者からも、別れを惜しむ声が聞かれました。
恐らく、現役としてプレーする時間は残り少なくはなっていると思いますが、新天地での活躍があることをファンとして祈ります。
そして、フィールドを去るときには是非とも再びアトランタに帰ってきて欲しいと思います。