2016-02-21-20-43-03

2015シーズンのポジション別レビュー第9弾はCBです。



#21 Desmond Trufant 16試16先発
42tckl(35solo) 1.0sack 2FR 1int

#23 Robert Alford 15試合15先発
53tckl(45solo) 1FR 2int(1TD) 

#20 Phillip Adams 13試合3先発(シーズン終了後にカット)
38tckl(32solo) 1FF 1int

#32 Jalen Collins 16試合2先発
17tckl(17solo)

#28 Akeem King 5試合
1tckl(1solo)

ルーキー以来エースCBだったトゥルーファントは代理ながらプロボウラーとなって、名実ともにリーグトッププレイヤーの仲間入りをしました。
タックル数は昨シーガルズの53から42へ、インターセプトは3から1へ減っているのは、彼のサイドにボールが飛んでこなくなった証拠でしょう。
また、この3年間で欠場が一試合もないのも素晴らしい。
来シーズンもこの調子で頑張ってください。

一方、今シーズンのベストプレーの一つでもあるサヨナラインターセプトリターンTDを決めたのは、同じく13年ドラフト組のアルフォード。
逆サイドのトゥルーファントがシャットダウンコーナーへと成長するにつれて、ボールの飛んでくる回数が増えました。
NYG戦ではイーライに徹底的に狙い撃ちにされ、ODJとのマッチアップではけちょんけちょんにやられました。
それでも以前と比べれば、やらかしやペナルティーも減って安心して見ていられるようになってきました。
シーズン後半にはニッケルパッケージでのインサイドでプレーする機会も多くみられました。
開幕前はアウトサイドでのプレーを希望していましたが、本人の心境に変化があったのかどうか。
DQと上手く折り合いをつけて来オフには契約延長して欲しいです。

アダムスは今まで層の薄かった3番手CBを、無難なプレーでこなしてくれました。
それでも相手のエースレシーバーとのマッチアップは厳しく、あくまでも「つなぎ」レベル。
コリンズの出場が増えたシーズン後半にカットされました。
こんな選手が一人いたら安心だよねってことで、典型的なジャーニーマンといった感じでした(褒め言葉)。

DQが2巡で「見逃すわけにはいかん」と指名したのがコリンズ。
もともと素材型なのはわかっていましたが、シーズンが終わってもまだまだ発展途上といった感じ。
ことごとく抜かれていたマンカバーは、なんとか見れるレベルまでになってきましたが、オフの間に先輩方にみっちり稽古をつけてもらっていることを期待します。
彼にアウトサイドを任せられるようになれば、チームの将来も明るいです。

そしてチーム1のスリーパーだと思われるのがキング。
何と言っても身長6-3のサイズがかなり魅力的。
7巡で指名されるもファイナルカットでロースター入りできずダメかと思いきや、PSで拾われWeek9ではついにアクティブ登録の座を射止めました。
試合では長身を活かしたPDも披露して猛アピールに成功。
来シーズンはぜひとも先発の座を争うくらい成長して欲しいです。

来季に向けて

若いタレントが揃っているユニットなので、コーチ陣の育成に期待。
トゥルファン、アルフォードのコンビが来シーズンでルーキー契約最終年となるので(トゥルファンは1巡なのでオプション行使の可能性あり)、契約延長を見越したキャップマネジメントをお願いします。