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ファルコンズは2016ドラフトの2巡52位でルイジアナ州立大のLBディオン・ジョーンズ、3巡81位でスタンフォード大のTEオースティン・フーパーをそれぞれ指名しました。
2巡ではHOUとのトレードダウンにより、19番目から21番目へ下げ、6巡195位を受け取りました。
  • ATL:2-50<>HOU:2-52,6-195
初日はトレード不発に終わりましたが、2日目はダウンに成功し、6巡の指名権を獲得しました。
トレード前は3日目に2つしか指名権を持っていませんでしたので、少しでもその数を増やすことができたことは評価できます。
2巡、3巡ではニーズに対して、システムにフィットする選手を手堅く指名できたと思います。

LB Deion Jones


LB Deion Jones,LSU,Senior
6'1 - 227lbs.(183cm - 102kg)
2015シーズン、11試合先発を含む12試合に出場し100tckl、13.5TFL、5sack、2int、1FF。
コンバインでの成績:40yd dash-4.59sec.*/Vert. jump-33.0inch/Broad jump120.0inch(*=position top performer)
1巡がLB/SハイブリットのS寄りの選手を指名しましたが、2巡はLB寄りの選手の指名となりました。
持ち味はなんと言っても、スピード。
シニアボウルでプレーを見ましたが、そのスピードを活かして、プレーにどんどん絡んでいくスタイルが印象的でした。

NFLのプロフィールの評価から一部引用すると
・長所
 鍛えられたアスリートで締まった腰と強い体幹。RBを追いかける素早いサイドステップ。ターゲットへの加速力と正確なタックル。素早い方向転換。ポイントオブアタックでの強さがあり、TEを押し込める。パスカバーでPDやINTができる。優れたスペシャルチーマー。チームプレーに徹することができる。

・短所
先発の経験が1年しかない。ややサイズ不足。身体をさらに大きくする余地あり。OLのブロックに捕まることがあり、手の使い方を学ぶ必要がある。ミスタックルを減らす必要がある。TFLはあまり期待できない。テンポの速いチームに対しては終盤に疲労がみられる。 
経験不足については、先発こそ最終学年のみですが、4年間を通じて試合には出場しているのでさほど問題にはならないでしょう。
DQは会見でオールダウンプレイヤーとして考えているとコメントしていて、ランストップ、インサイドのパスカバーに大いに期待しているようです。
今シーズンはウィーラーとの併用やスペシャルチーマーで経験を積みながら、技術を磨いていくことになるでしょう。

奇しくも去年のコリンズと同じく、2巡でLSUからの指名となりましたが、ディオンの場合はプライベートワークアウトの場を設けていて、人格面のチェックも入念にしていると思います。
父親がディオン・サンダースに因んで「ディオン」と名付けたそうで、まさに生まれた時からファルコンズに縁があったような運命を感じます。
「プライムタイム」の再来と呼ばれるべく、ビッグプレーでチームを飛躍させてくれることを期待します。

TE Austin Hooper


TE Austin Hooper,Stanford,RS Sophomore
6'4 - 227lbs.(193cm - 115kg)
2015シーズン、14試合に出場し34rec、438yd、6TD。All-Pac12 1st team選出。
コンバインでの成績:40yd dash-4.72sec.*/Bench Press-19reps*/Vert. jump-33.0inch/Broad jump117.0inch/3-cone drill-7.00*(*=position top performer)
近年、ザック・アーツ、コーディー・フリーナー、ジム・ドレイら優秀なTEを輩出しているスタンフォードから3巡でTEを指名しました。
トイロロも同じくスタンフォード出身の先輩にあたり、RBテレン・ウォードとはハイスクール時代のチームメイトだそうです。

こちらも、NFLのプロフィールの評価から一部引用します。
・長所
優れたスピードでLBとDBのシームに対して脅威となる。ボールから目を離さないハンドキャッチャーで、密集の中でもキャッチできる。LBやSのセパレートできる爆発力。十分なパスプロテクションができる。ランアフターキャッチに優れ、スクリーンではディフェンダーを引きずりながらエンドゾーンへ入ることができる。必要であればランブロックもできる。

・短所
 アンダーニースルートへの素早さに欠ける。ショートからミドルレンジでの競り合いに苦労する可能性がある。プロに向けては、よりフィジカルを強化してセパレート能力を改善する必要がある。手の使い方が未熟。キャッチングの際に手の準備が遅く、ここ2シーズンのドロップ率が約11%と高い。サイズの割にキャッチできる範囲が平均的。ランブロックで頭を下げてしまう癖があり、しばしば相手を見失ったり空振りをしてしまう。
ゲームフィルムでは、主にキャッチングTEとしてプレーしていますが、ブロッカーとしても最低限の仕事はできるように見えます。
RZでのターゲットとして期待されているのはもちろんですが、常にフィールドに居られるだけのバーサタリティを持っていると思います。

これでチームのTEは、キャッチングのタミー、ブロッキングのトイロロ、両方こなす若手のフーパーと充実した顔ぶれになりました。
今シーズンは、シャナハンOCが好むであろう2TEフォーメーションからのプレーが増え、オフェンスに更なるバリエーションを加えることができるでしょう。

3日目の展望

ファルコンズはトレードダウンによって6巡の指名権を得て、3日目は4巡、6巡、7巡の3つの指名権を持って望みます。
大きなポジションニーズは埋めることができたので、デプスを厚くする指名になるでしょう。
4巡はG、DL、下位はCB、WR、QBを中心に候補者を絞っていると思います。

3日目は日本時間の1日午前1時からです。