この記事は2016年のNFLアドベントカレンダー 第8日目の記事です。
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せっかくのお祭り企画なので、 楽しくユルめの投稿にします。
題して「ファルコンズ・ベストプレー集〜暫定版〜」。
シーズン折り返しでも、バイウィークでもなく、レギュラーシーズン終了のタイミングでもない中途半端なこの時期に、個人的な好み丸出しで好プレーを集めました。
順不同、ポジション、プレー数もこだわらずに、独断と偏見で紹介します。

※画像要素が多めの記事ですので、通信量等を気にされる方は、閲覧環境にご注意ください。
 



・ライアン(2)のドローTDラン&マック(51)のダウンフィールドブロック
シーズン初勝利となったWeek2のレイダース戦での2ptコンバージョンのプレー。
今オフのベスト補強となったマックと、良き伴侶を得たライアンの共同作業。
モーションしたRBへのスクリーンを警戒させて、走る印象のないライアンが自ら飛び込むという、シャナハンOCのプレーデザインも光る。
手前のチームメイトがプレー開始直後からTDを確信するほど、見事に相手の裏をかいたプレーでした。

・フリオ(11)300ydレシーブ達成試合
モンスターっぷりを余すこと無く見せつける、圧巻のパフォーマンス。
きっちり300ydをTDで締めるところも気持ちイイ。

・フリーマン(24)のキレキレカット
もはや言葉は不要。
うーん気持ちイイ。

・ガブリエル(18)のキレキレカット
ザ・個人技。
いやー気持ちイイ。


・"第三の男"ウォード(28)
デプスの上がフリーマン、コールマンじゃなければロースター当確の実力の持ち主であるウォード。
ファンとしては出番が来ても嬉しい、来なくても嬉しい。

・サヌー(12)決勝TD
名QBロジャースに投げ勝ったGB戦の決勝TD。
シーズン序盤ではドロップもあったサヌーは今や頼りになるNo.2レシーバーとなりました。
このパスもライアンとの息がピッタリ合っています。

・名ブロッカー・ディマルコ(42)&トイロロ(80)
「名RBの影に名FBあり」。
個人的には昨シーズン、ディマルコがプロボウラーに選ばれて本当に良かったと思っています。
キャッチングTEとしては並でしたが、ブロッカーとしては素晴らしいトイロロ。
ブロッカーとして活躍することで、レシーバーとしてマークされないようにする高度な戦略か。
ディマルコはレシバーとしても頼りになります。

・フリーニー(93)のフェイクスピン
衰えを知らないベテランの美技。
この前にスピンでLTを抜き去ったサックが伏線となって、このプレー。
フリーニーの加入は、DL陣の個人技の向上という副次効果ももたらしています。

・ビーズリー(44)&ジャレット(97)のクレムゾンコンビ
ドラ1のビーズリーが注目されていますが、同期入団で大学時代からのチームメイトであるジャレットも覚醒中。
パワー、スピード、クイックネスに加えて、最後までプレーを止めないひたむきさも好印象です。
そんな2年目コンビの連携プレー。
ジャレットが外へ動いて潰れ役となり、ビーズリーがフリーでリバースに襲いかかる。
ビーズリーが引きつけ、ジャレットが仕留めるパターン。
この先も長くこのコンビが楽しめそうです。

・ニール(22)のハードタックル
指名当初はリーチとの評価が多かったニール。
しかし、実際のプレーを見ればDQの目に狂いは無かったことがわかります。
先代のムーアと違って怪我にも強そうな体つきなのがまたイイ。

・D.ジョーンズ(45)のパスカバー
今ドラフト2巡指名で、二代目プライムタイムとして大いに期待されているジョーンズ。
抜群のスピードもさることながら、パスカバー能力にも優れるパーフェクト・パッケージです。
ルーキーイヤーでこの活躍は来年以降も楽しみ。

・キャンベル(59)のランストップ
ジョーンズの相棒は同じくルーキーLBのキャンベル。
こちらもディフェンスの中核を担う素質十分です。

・トゥルファント(21)のパスブレイク
相手エースを完封することが多いので、そもそも画面にあまり映らないトゥルファント。
そんな彼の、ある意味貴重な好プレー。

・プール(34)のパスブレイク
こちらはUDFAルーキーのスーパープレー。
キャンプから好プレーを連発していると名前が何度も挙がっていて、蓋を開けてみれば想像以上の完成度。
今やトゥルファント、アルフォードの両エースに次いで欠かせないニッケルバックとして定着しています。
こんな良い選手がドラフトにかからないなんて、アメリカのフットボールの裾野は広すぎる。


・”DT”ガーランド(63)
控えOLとして登録され、ファンにすらもほとんど認知されていなかったガーランドですが、突如DLとして試合に登場。
以降、少ないプレー数ながらも出場すれば確実にインパクトを残して、徐々に話題に。
最近では現地のTV中継中にも特集され、フルタイムDLへと確実にステップアップしています。

・”CB”グッドウィン(29)
こちらもオフェンスからのコンバート選手。
ずっとスカウティングチームでフリオとマッチアップしていたことから、CBとしての技術を身に着け、晴れて出場機会を掴みました。
恵まれた体格ですが、それでも技術はまだまだ荒削り。
将来への期待度はチームで1番大きいです。

・目指せ”ミスター・リライアブル”フーパー(81)
今年のドラフトでポジションNo.2だったフーパー。
シーズン序盤はエースTEのタミーとの同時起用が多いこともありドフリーでのキャッチばかりでしたが、タミーの離脱によってキャッチングTE一番手としての役割が回って来ることに。
プレシーズンでのドロップ祭りで反省したのか、今では打って変わって密集でも高い身体能力と集中力を見せています。



この好プレー集に若手が多く入っているのが、なんとも嬉しい。
まだまだ、常勝軍団になるにはもう一皮剥ける必要がありますが、期待が持てるチームになってきています。
念願のSB制覇を果たす日も遠くないのかもしれません。