FA解禁直前になりましたが、ターゲットになりそうな選手をまとめました。
補強ポイントになっている各ポジションごとにみていきます。



・TE
Nile Paul(WAS)をターゲットにしていたようですが、再契約となってしまいました。


Lance Kendricks(STL):
2011年にSTLから2巡指名され、4年のルーキー契約を終えてFAとなった27歳。
6'3 - 250lbs(190cm - 113kg)のサイズでの安定したキャッチングに加えて、ブロックもそつなくこなすとの評価です。
派手さはありませんが、キャリア通算で13TDを記録していて、レッドゾーンでのターゲットとしても期待できます。


・LB
David Harris(NYJ)の噂もありましたが、こちらも再契約でFA市場には出てきませんでした。


Trent Cole(PHI):
すでにPHIから解雇されていて交渉可能でしたが、接触したという情報は今のところありません。(TBには訪問したようです)
LBは3年目、2年目ばかりの若いユニットなので、実績のあるボーカルリーダーに来てほしいところ。
Coleは10年目の32歳ですが、まだまだ第一線で動ける選手で獲得できれば理想的だと思います。


Brian Orakpo(WAS):
大物パスラッシャー枠。
複数のチームが興味を示していてATLがリードしているとの噂ですが、所属のWASも再契約に向けて大きく動いて、可能性は五分五分ではないでしょうか。


Brooks Reed(HOU):
個人的には大本命のSLB候補。
カレッジではアウトサイドラッシャーとしてプレーしていましたが、NFL入り後はランストップの面でも成長し、MLBも任せられるでしょう。


Arthur Moats(PIT):
元BUFの6巡指名で、昨シーズンはPITでプレーしていました。
上のReedと同様にエッジラッシャー、ランストップをマルチにこなすタイプでパスカバーもまずまずのようです。
Reedがダメなら有力な選択肢になります。


・DE
Derrick Morgan(TEN):
2011年ドラフトでTENから1巡全体16位で指名されました
ここ3シーズンは毎年6サック以上と、安定した成績が期待できるパスラッシャーです。
今年のFA選手の中ではやや過小評価されているようですが、最下位クラスの守備にあってコンスタントに活躍している実力は本物だと思います。


Pernell McPhee(BAL):
KCのJustin Hustonがフランチャイズタグ指名されたことで一気に市場価値が上がりました。
インサイド、アウトサイドどちらからでもパスラッシュをかけられるのが魅力の選手。
激しいマネーレースが予想される為、補強ポイントの多い今オフでは獲得できる可能性は低くそうです。


・S
Ron Parker(KC):
流行りの大型セカンダリータイプで、Quinn HC好みのハードヒッター。
ドラフト外でSEAに入団した後は、OAK、CAR、KCと渡り歩いた苦労人で、昨シーズンはKCのタックルリーダーとなりました。
CBでのプレー経験もあり、Loweryとの交渉があまり進んでいないのは、チームがParker獲得を目指している為との噂もあります。


上記以外では、BALのRB Justin Forsettも有力候補ですが、争奪戦が激しく優先度は低くなってきているような気がします。
チームはFreemanを高く評価しているので、Smithと再契約した上でドラフトルーキーを加えたRB3名体制もあり得るのではないでしょうか。