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トップでもお知らせしていますが、びるずだいなすてぃさん主催のVoting Mock Draft(以下VMD)が「オフシーズンな人」にて行われています。
VMDは各チームのドラフト1巡指名を、皆さんの投票によって決定するモックドラフトです。
日本中の叡智を結集させた結果、毎年なかなか精度の高い予想がされています。
ちなみに、去年のファルコンズの予想はビーズリーで見事的中でした。

というわけで、VMDの開催に合わせて、FA補強が一段落したところでのファルコンズのニーズを確認してみたいと思います。



ニーズ高

・ILB
オフェンスの最大のニーズをFAで埋めたので、ディフェンスの大きなニーズであるILBが最有力です。
17位という指名順位も、ポジショントップか2番手のILBを狙うにはちょうどいい位置だと思います。
昨シーズン、ILBとして先発扱いだったのはウォリロウとデュラントでした。
ウォリロウはリーダーシップや練習態度を買われているようですが、プレー面ではブロッカーに簡単に処理される、パスカバーではスピード不足といった弱点が目立ちます。
デュラントのプレーは悪くはありませんでしたが、怪我で安定したパフォーマンスを発揮できず、1年で見切られてしまいました。
HCがクインに替わり、課題だった守備には改善の兆しがみえましたが、もうワンステップ上に行くためには司令塔となるILBのアップグレードする必要があります。

・S
長年先発を努めてきたムーアのカットによりニーズが上昇しました。
FSにはアレン、SSにはイシュマエルの両ベテランがいますが、インパクト不足なのは否めません。
スピードがあってビッグプレーを期待できるタレントを加えたいところです。
上の二人が先発としてプレーできるので、育成期間ありと考えれば素材型の指名でもオッケーです。

・WR
ロディがカットされ、FAでサヌーを獲得しました。
メインターゲットであるフリオを助ける為のNo.2レシーバーが必要ですが、サヌーの実力が未知数なのと、今年のドラフティーの層の薄さを考えると1巡の指名はあり得るかもしれません。
去年の傾向を考えると、ポジションニーズを考慮しつつBPAよりの指名だったので大穴はこのポジションを予想します。

ニーズ中〜ニーズ低

下に行くほどニーズ低。

・C/G
マックの獲得によりCのニーズは低くなりました。
しかし、OLのインサイドは若手の突き上げが必要です。
Gで経験を積ませつつ、将来的にはCを任せられるのが理想的です。
今年はCとGのどちらの経験もあり、優秀な選手が多いので2巡でも十分かもしれません。

・OLB
怪我で不振だったリード以下、UFAで去就未定のスコフィールド、ビアマンと続いているポジション。
デプスを厚くする指名が欲しいですが、1巡はやはり早いか。

・TE
キャッチングTEではタミー、ブロッキングTEではトイロロがいますが、キャッチングTEをもう一枚加えたいところ。
問題は1巡で指名するだけの逸材がいるのかどうか。 



残りのポジションは下位〜UDFAで掘り出し物を探すことになりそうです。
順調に進むと、VMDでのファルコンズの指名は、3/31の夜10時からオン・ザ・クロックの予定です。