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NFLドラフト2016がいよいよ目前になってきました。(日本時間4/29朝から)
全体1位、2位トレードによって実質1位となったSDとその次のDALの指名が読みづらいので、当日の流れによってはさらなるトレードが飛び出す、動きのあるドラフトになるかもしれません。

ファルコンズではDQ、TDの両首脳陣が記者会見で、トレードダウンを受け付けていると公言しましたが、どうなるでしょうか。
チーム公式ページの情報から、各所アナリストによるファルコンズの1巡指名予想まとめの最新版です。 
前回の記事はこちら




Analyst Name Position College Changed from
Bucky Brooks from NFL.com Leonard Floyd OLB Georgia Darron Lee
Daniel Jeremiah from NFL.com Darron Lee OLB Ohio State Reggie Ragland
Dan Kadar from SB Nation Darron Lee OLB Ohio State -
Chris Burke from Sports Illustrated Darron Lee OLB Ohio State -
Pete Schrager from FoxSports Jarran Reed DL Alabama Darron Lee
Mel Kiper from ESPN Reggie Ragland ILB Alabama Darron Lee
Tood McShay from ESPN Darron Lee OLB Ohio State -
Josh Norris Rotomorld Darron Lee OLB Ohio State -
Matt Miller from Bleacher Report Darron Lee OLB Ohio State Jaylon Smith
Charlie Cambell from Walter Football Darron Lee OLB Ohio State Reggie Ragland

相変わらずOSUのリーが人気No.1ですが、次点はフロイド、リード、ラグランドが票を分け合いました。
ノートルダム大のジェイロン・スミスは、エージェントからの情報によると装具を使えば走れるものの、神経が完全には回復しておらず、膝を動かすのに支障があるようです。
2016シーズン全休後も復帰のスケジュールが不透明との見方もあり、指名があったとしても3日目もしくはUDFAの可能性が高いように思います。

Darron Lee


上は現地ファンによる動画ですが、リーのゲームフィルムを見ながら良い点、悪い点を喋ってます(長いのでお時間のある時に)。
指摘された欠点としては、システムなのか本人の理解不足なのか躊躇する動きがみられる、ブロッカーに当たる姿勢が悪く簡単に処理されるシーンが目立つ、パスラッシュのテクニック不足といったところ。
逆にフィールドをカバーするスピードは文句なし。

彼を指名した場合は、プロレベルの技術とシステムを習得できるかどうかがポイントになりそうです。

Leonard Floyd


地元ジョージア大のプロスペクトで、1巡候補として他チームからの指名を予想するモックもちらほら見かけます。
役割としてはパスラッシュ専門のOLB。
そのスピードとボールに対する嗅覚は素晴らしいのですが、線は細くテクニックは未熟。
ゲームを通じたビデオだとプレーに絡めない時間も多く、パスシチュエーションでのロールプレイヤーとしての起用にとどまりそうです。

1巡指名は過大評価で、ファルコンズのニーズともマッチしていません。

Jarran Reed


コンバイン以降のモック界では、ファルコンズの予想はリー一色なので、たまには違う選手を挙げてみたい気持ちはわかります。
それだけ今年はMLBが不作の年なのでしょう。

さて、全米チャンピオン・アラバマ大のDTリードですが、彼の指名は「有り」です。
1テク、3テクがメインのピュアインサイドDTで、ダブルチームを受けても下がらない下半身のパワーは魅力的です。
DQはDLのメンバーをどんどんローテーションさせて起用するようなので、優秀なDLは何人いても多すぎることは無いでしょう。
バビノーの後継者、ヘイゲマンの競争相手として、チーム内の競争を活性化させてくれると思います。