Photo : Official site of the Atlanta Falcons
Football is Back!!
今シーズンもいよいよ開幕が近づいてきました。
巷では大型トレードあり、ベテラン選手の引退、はたまた復帰ありと、この時期らしいニュースが界隈を賑わせています。
今シーズンの本ブログは「書きたい時に、書きたいことを、書きたいように書く」という不定期更新スタイルで参りますのでどうぞよしなに。
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それではPreWeek1の雑感をつらつらと。
オフェンスは好調か
QBライアンは1stシリーズのみ出場。初パスはPAブーツレッグからTEフーパーへ通しました。
フーパーは2年目ですが、安定感のあるキャッチングですっかりエースTEの風格が感じられます。
1stドライブでは、WRサヌーがしれっとワンハンド捕球を決め、しれっと4th&1ydをギャンブルし、そのプレーでRBフリーマンがしれっとチェックダウンパスからのRACでTDを決めました。
昨シーズンのハイパーオフェンスはSFへ栄転したシャナハン元OCによるところが大きかったので、得点力に関してはもう少し実戦的な試合を待ちたいですが、選手個々の状態は良さそうです。
WRフリオは休養もあってか出場せず、サイドラインでもパッドを着けていなかったように思います。
その他の主力選手で、欠場したのはWRガブリエル、DEタック、SSニールあたり。
RBスポット争い
RBではフリーマン、コールマンがリーグ有数のデュオとしてデプスの1位、2位に位置していますが、3番手をベテランのウォードとドラ5ルーキーのヒルが争っています。試合ではウォードがTDランを決めるなど上々のパフォーマンスを披露して、一歩リードしました。
ヒルはアウトサイドを捲るスピードは見せましたが、控えOLが上手くホールを作れないこともあり、大きくゲインしたプレーはなし。
ゾーンで流れながら縦へ切れ上がるタイミングの判断も遅く、プロへの移行にもう少し時間がかかりそうです。
BUFへFAで移籍したディマルコの穴が大きいFBでは、SEAからの加入でプロ5年目のデリック・コールマンとUDFAのテイラー・リニューがスポットを争っています。
1stドライブではコールマンが出場しました。
4Qにはリニューが多のスナップに参加していましたが、リードブロックとパスルートに出ていたコールマンと比べて、リニューはTail Backの位置からボールをキャリーするシーンもあり、期待されている役割が若干異なっているようでした。
また、昨シーズンまでよりもFBが参加するプレーの数そのものが大きく減っていました。
昨シーズンはRB3、FB1のロースターでしたが、RB4の可能性も含めて今後が注目です。
RGスポット争い
チェスターの引退により、唯一の先発不在ポジションと言っていいRGでは、ガーランドと去年のドラ7スワイツァーがポジションを争っています。この試合ではガーランドが先発しましたが、2ndシリーズからはスワイツァーが出場しました。
実際のプレーは両者とも可もなく不可もなくといったところ。
キャンプでもほぼ日替わりで1stチームに入っているようで、まだ明確な序列はついていないようです。
ただ、ガーランドには控えCの役割もあることを考えると、RGはスワイツァーを固定した方がいいような気もします。
アピールに成功した選手たち

Photo : Official site of the Atlanta Falcons
WRマーヴィン・ホールが1stドライブに参加しました。
その後のスナップ参加数も多く、キャッチも記録。
リターナーでも良いリターンを見せ、ベテランWRロバーツよりも序列が上になっているかもしれません。
WRではホール以下、レジー・デイビス、アンソニー・ダブレが続いています。
ドラ3ルーキーLBライリーはWLBで多くの出場機会がありました。
OLのブロッキングに捕まるなど改善の余地がある一方で、確実なオープンフィールドタックルとカバーレンジの広さを見せ先発に向けて大きくアピールしました。
SLBでの出場が増えると思われるキャンベルも、サイドライン際まで下がってINTを記録し、バーサタリティーの高さを見せました。
DBではニールの代役で出場したSSニースマン、アウトサイドで多くプレーしたCBオラトイエ、ニケッル/FSでプレーしたCBカズィー、試合終盤ながらINTを記録したルーキーCBジャノアー・ジョーンズらが良い動きをしていました。
TEからOTへコンバートしたティアラヴィアも控えとしてのロースター入りは確実でしょう。
アピールできなかった選手たち
2年連続の出場停止処分によりキャリアの危機に直面しているCBコンリンズは1BPがあったものの、それ以上に悪いプレーばかりが目立ちました。ぶち抜かれあり、胸に来たボールをINTし損ねあり、タックルミスありで、昨シーズン後半の輝きがすっかり失われてしまいました。
ロースター生き残りはかなり厳しくなりました。
ドラ4ルーキーOGハーロウは2番手LGとして長い時間プレーしていたと思います。
ゾーンブロッキングに適応する機動力を発揮しましたが、パスプロでは苦労していました。
思わずホールディングの反則を犯してしまうシーンもあり、今シーズンは勉強の1年となりそうです。
ドラ5ルーキーTEソーバートはドロップがあり、キャッチングに不安を残しました。
ランプレーではブロックの相手を見失うなど、課題が多く見つかりました。
次週はPITをホームに迎え、いよいよ新スタジアムのこけら落としとなります。